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メンタリングとは

メンタリングとは、人が本来持っている無限の可能性を最大限に発揮することができるように支援するための手法です。
新たな時代に求められる理想の人材像は、周りの環境や他人の評価に振り回されることなく、あらゆることに挑戦して常に成長することを楽しむ姿勢をもった人材です。
人は誰にでも無限の可能性があり、一人ひとりが持つ強みを引出し受け入れながら価値観を尊重することで、その可能性を最大限に発揮できるようになります。

「自分が本当にやりたいと思っていた事を 実行できたと感じた時」

「楽しみながら行動した結果が、会社や社会やその人自身にいい影響を与えられていると感じた時」

この状態は、まさに本来持っている価値観と行動と結果が重なった状態と言えます。
そうした人を育てられる人、他人を成功させることができる人、つまりメンタリングの手法を通して相手をやる気にさせ、あらゆる困難に挑む勇気を与え続ける存在=メンターであると言えます。

メンタリング・マネジメントとは

メンタリングの手法を、組織やチームに対して活用することを「メンタリング・マネジメント」といいます。
相手をやる気にさせ、そのチームの生産性を最大限に高めることができるマネジメント手法です。そのリーダーの役割を担うのがメンターです。

メンタリングの神髄は、その人の存在だけで相手をやる気にさせることであり、教えずして人を育てることです。人と人との関係の中で、根本的な視点から改善し、信頼関係を構築するのがメンタリングです。

メンタリングによって、チームメンバーはいかなる困難をも乗り越えて、目的を達成する自立型姿勢(他人に依存せず、自分で考え、行動できる能力)を身につけることができます。さらに、お互いに支援し合うことによって、そのチームの生産性を最大限に高めることができます。

メンタリング・マネジメントでは、リーダーであるメンター自らが、自立型人材を実践している姿を「見本」として見せ、相手の可能性を信じ、貢献できるすべてのことを実行して支援します。
例えば、これを職場における上司と部下という役割に置き換えて考えると、上司は部下の見本となって、自立型人材を目指した生き方をし、その生き方を見た部下が、「こんな人になりたい」と憧れるような存在になることです。

部下にとって上司は、一人の人間として尊敬される存在であるとともに、人生の師(=メンター)となります。
どんな困難にも果敢に挑戦し、最後まで諦めない上司の姿をみて、部下も失敗を恐れずチャレンジすることが楽しいと思える組織風土が作られるでしょう。そんな思いの強さを持った上司の生き方こそ、部下を育てるのです。そして部下の成長を見守り、信頼して仕事を任せ、全面的に支援します。

メンター(Mentor)の語源

古代ギリシャ時代のホメロスの叙述誌「オデュッセイア(The Odeyssey)」の登場人物である「メントール(Mentor)」という男性の名前にあります。
メントールは、かつての親友であるオデュッセウス王から、息子テレマコスの教育を任され、王が遠征している間に息子の良き支援者、指導者、理解者となり、見事にテレマコスを立派に育て上げた事に由来しています。
今日では、メンターという言葉は、人生経験の豊富な人、尊敬する存在、良き相談相手、と言われ、仕事や私的な事に限らず、悩みや課題に対して自ら乗り越えるきっかけを与えてくれる存在と言われています。

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